にさんぎょう感想文

日々見たものについて短い感想文など

シング・ストリート 未来へのうた

あらすじ

サエない日々を送っていた少年がバンドを組み、ストリートや海辺でミュージック・ビデオのゲリラ撮影を重ねるうちに 、年上の女性との切ない恋と、それぞれが家庭に問題を抱えたメンバーたちとの胸を打つ友情が加速していく。 

 

1980年代のアイルランドの話。

鬱屈した毎日。学校の近くで見かけた可愛い女の子に声をかけて、ハッタリでバンドを組んでるからビデオ撮影に参加してくれと言ったら、OKされて、それを本当にしなくちゃいけなくなったっていう、高校生あるあるな感じの始まりでとても好感度高い。

 

主演の子や、バンドのメンバーはほぼ素人で、それがまた高校生そのものって感じでよかった。

アイルランドの寂れた感じとか、不況で家族がバラバラになりながらも、兄弟の絆が少しずつできていく感じ、高校生だからできないこともたくさんあるけど、少しずつ大人になってく感じ、とてもよかった。

 

最後の逃亡の船のシーンだけ、超合成って感じだったから、そこはどうにかして欲しかった・・・それがなければとても良い青春映画だと思う。

 

★★★☆☆ 普通に面白い

 

 アマゾンプライムで観れる