8月末で閉館になる新橋文化劇場にて。あのタクシードライバーを見ながら、頭上を電車が通るとその線路とぶつかり合う音と、かすかに揺れる劇場。この映画にぴったりのシチュエーションだった。もちろん作品は言わずもがな名作

なんかちょっと不思議な話。映画みたいな話。やっぱりここでも小さい頃からのコンプレックスや色んなトラウマと戦い続けるのだな。表紙がBLっぽいけどそうじゃなかった。

大人になってから読むから、あぁこういうの普通にあるだろなって思える怖さ。不倫とか浮気とか。最近のいくえみさんは自分が生まれて来たことへのコンプレックスが大人になっても消えていない人の話が多い気がする

相変わらず本当に感情の微妙な揺れ動きと、普通の人の生活の描き方がうまい。映画化されるのか…漫画だからいいところもあるのにな

分かりにくい宗教の基本事項をまとめてくれている本。歴史や人々の習慣、その理由。多分初歩的な話だけど、知らないことだから面白かった。宇宙と宗教を絡めた話はとてもよかった