エッセイ
豪快に呑んで食べて、あぁこの人はほんとにそれが好きなんだと清々しい旅行紀。それでも出会った人を尊重する姿や、感謝が込められていて、とてもよかった。旅行記って俺(私)はすごい!って言いたいだけのが結構あるからな…俄然中国に興味が湧いた
やなせたかしの戦争体験記。本当に幸運なことに、激戦地へいかされなく、満州にもとばされたが現地の人とうまくやっていたという。だからこそ戦争というものを客観視して、戦争は大きらいだと言えるのだとも思うが、こういう人もいたという貴重な記録
ロッキング・オン社の宮崎駿へのインタビューをまとめたもの。『紅の豚』公開あたりから始まり、一貫して変わらない宮崎駿のニヒリズムはここまでくると面白くもあり、暴言が飛び交うなかでも作品を通して何かを伝えたいという話が出てくるとほっとした
ユーラシア大陸横断の旅行記 奥さんの描写がいちいちうざいけど、読んでいるとやっぱりまた旅立ちたいと思う チベット〜グルジアの旅はなかなか聞く話も少ないから俄然興味がわいた
ブラジルのけだるさと、あの暑さが記憶から蘇る この取材を元にして書かれた「ワイルド・ソウル」がかなり気になる 旅行記としてはその国の雰囲気がよく現れていてとてもよかった
テレビで紹介されていた時は、ちょっと的外れな内容だなぁと思ってた それが逆に気になって読んでみると、よく想像と分析して書かれている こういう紹介があるともっと雑誌読んでみたくはなるものだけどな
ジブリにいながら王道をいかない高畑勲監督の今までのインタビューまとめ 監督はここまでの希望と志を持ってアニメをつくっていたことにとにかく感動 歴史や文化にも深く触れていてとても読んでよかった本
酒井順子と漫画家のほしよりこの旅の記録。ほぼ酒井順子視点 電車好きの著者のマニアになりすぎない旅程や感想はとても好感がもてた 旅エッセイの俺すごい感が全くないので本当にその場の雰囲気が伝わり良い本だ
北極を探検する絵本作家の探検記 北極の動物たちのイラストがかわいくて癒される。北極ってこんなところなんだ! 2度目はない、感動が薄れるからという言葉はすごく納得。いつか行きたいな
体験するという事は本当に重要だ 戦争を知っている人だからこそ、こう考える、という話はとても貴重 もう亡くなってしまったんだな…
よく考えてみれば日本人独特の感覚である「間」について 自分を客観的に見れていなければ間が悪くなる、人生に間があってもいいじゃないか でも結局言いたいことは「おいらが一番間を取るのがうまい、一番面白い」ってことかな
思ったようなおもしろ泥酔話がない むしろ酒が飲めず、泥酔する事を面白いと思わない著者の話が多かった気がする 読みたかったのはこれじゃない感が満載