にさんぎょう感想文

日々見たものについて短い感想文など

2014-01-01から1年間の記事一覧

ことり

読んでいて泣きそうになるくらい小鳥の小父さんの寂しさと、最後の希望がわかったから、なんだかとてもいい文章だなと思った

中国で、呑んだ!喰った!キゼツした!

豪快に呑んで食べて、あぁこの人はほんとにそれが好きなんだと清々しい旅行紀。それでも出会った人を尊重する姿や、感謝が込められていて、とてもよかった。旅行記って俺(私)はすごい!って言いたいだけのが結構あるからな…俄然中国に興味が湧いた

続・最後から二番目の恋(1-11話)

終始楽しく観れた。キャストの雰囲気がよくて、もうほとんどアドリブなんじゃないかと思うくらい楽しそうなので、ここまでくるとこれでいいなと思う。現実から離れすぎない人の気持ちがちゃんと台詞化されててよかった。

ビターブラッド(1-11話)

いきすぎたコメディタッチが観ていて恥ずかしくなる。しかし最終はは結構暴力シーンが満載でそのギャップが謎。なにかがちぐはぐしている気がするまま終わる。ただ単純にゆるいコメディ風だった話のほうが面白かったな

サラの鍵

第2次世界大戦時のフランスでのユダヤ人虐殺がテーマになり、収容所から逃げ出した少女と現代のジャーナリストの妊娠と家族の問題が絡んでいく。フランスでもそういうことがあった事実と、ユダヤ人というワードに異様な反応を見せる人々に考えさせられる

美しいくらげ

タイトルの通り美しいくらげの数々。どの水族館、もしくは海域にいるかと、詳しい説明まで載っているから、ただ写真としてみるも良し、詳しく調べるも良し。写真がたまに汚いのがちょっともったいない

ぼくは戦争は大きらい: やなせたかしの平和への思い

やなせたかしの戦争体験記。本当に幸運なことに、激戦地へいかされなく、満州にもとばされたが現地の人とうまくやっていたという。だからこそ戦争というものを客観視して、戦争は大きらいだと言えるのだとも思うが、こういう人もいたという貴重な記録

風の帰る場所ーナウシカから千尋まで

ロッキング・オン社の宮崎駿へのインタビューをまとめたもの。『紅の豚』公開あたりから始まり、一貫して変わらない宮崎駿のニヒリズムはここまでくると面白くもあり、暴言が飛び交うなかでも作品を通して何かを伝えたいという話が出てくるとほっとした

花咲舞が黙ってない(1-10話)

このドラマは最初からあり得ない設定で次々と爽快に事件を解決するから、あり得ないという前提で楽しめた。最終回はやり過ぎ感があり、働いている身からすると、「そんなにうまくいくわけないだろ」と突っ込まざるを得ない

終わりなき旅の終わり さらば、遊牧夫婦

ユーラシア大陸横断の旅行記 奥さんの描写がいちいちうざいけど、読んでいるとやっぱりまた旅立ちたいと思う チベット〜グルジアの旅はなかなか聞く話も少ないから俄然興味がわいた

ラティーノ・ラティーノ!南米取材放浪記

ブラジルのけだるさと、あの暑さが記憶から蘇る この取材を元にして書かれた「ワイルド・ソウル」がかなり気になる 旅行記としてはその国の雰囲気がよく現れていてとてもよかった

ルーズヴェルトゲーム(1-9話)

現代の話なのに漂う昭和感。こんな会社未だにあるのかなぁ… 最後は全てがうまくいくという展開だからちょっと物足りない

ファースト・クラス(1-10話)

深夜ドラマらしい微妙なクオリティだけど自由に遊んでる感もあり緩く面白かった 沢尻エリカのかわいさに改めて気づく。HP掲載のショートドラマもよい 意地悪し合戦や心の声のやり取りが激しいければ激しいほど観ちゃう

MOZU Season1 〜百舌の叫ぶ夜〜(1-10話)

クオリティ高い映像とキャストは満足 話が複雑になるにつれて根本の問題を見失いそうになるので連続ドラマ向いてないかも 続きがWOWOWってとこが痛い…

アリスの棘(1-10話)

次々と復讐を遂げていくところは観ていて爽快だったが最後の方になると飽きた 最後のオチが最終話冒頭で見えてしまうのでそこは最後のどんでん返ししてほしかった 上野樹里ののだめカンタービレのイメージがやっとなくなったのはよかった

機動戦士ガンダムUC(1-7話+EX)

ガンダムシリーズ観たことない。細かいところが分からないのでネットで調べつつ観る こんなに希望に溢れる展開になると思ってなかった 途中バナージうざいって思うところから結構応援したくなるという不思議

雑誌の品格

テレビで紹介されていた時は、ちょっと的外れな内容だなぁと思ってた それが逆に気になって読んでみると、よく想像と分析して書かれている こういう紹介があるともっと雑誌読んでみたくはなるものだけどな

BORDER(1-8話)

最後の最後で本当の正義とは?悪とは?というテーマにたどり着いて終わる だからかなり消化不良。恐らく視聴者に考えてくださいって投げて終わったんだろうな だったらもう少し前半からそれをからめてもよかったのに…ていう

劇場版 魔法少女まどか☆マギカ[新編]叛逆の物語

ちょっと分かりにくくなりそうな展開もちゃんと説明しながら進むから観てて爽快 確かにそういう予兆はあったけど、あんな展開になるなんて…と内容も面白かった とにかく病んでるな…

現地ルポ パレスチナの声、イスラエルの声―憎しみの“壁”は崩せるのか

色々な立場のパレスチナ人とイスラエル人両方に取材したルポ それぞれの立場で平和を考え、憎しみ合ったり許し合ったり思ったより様々な意見 自治区内のパレスチナ人権力者による横暴もあるし、解決まではほど遠いと改めて実感

魔法少女まどか☆マギカ(1-12話)

普段アニメ観ないけどずっと気になっていたから観た 絵柄がやっぱり好きになれないけど結界の中だけ異質なのが面白い でも絵柄から感じさせないストーリー展開に驚いた、ちゃんと面白い

Ballada

歌って踊ることを突き詰めた人生に惹かれていたからバラードベスト期待してなかった しかし、Sweet 19 Bluesから始まりあえて年代順になっている曲順 聴くたびにこんな時代もあったとゆっくり思い出しながらバラードもいいなって思う

ヒミズ

久々に原作どうこうじゃなく映画そのものを面白いと思えた映画 園子温、こんな映画もつくれるのね。地震が本人に与えた影響がものすごかったんだな そして主演の2人が最強に輝いていて驚く

桐島、部活やめるってよ

口コミでヒットにつながったっていうのでレビューも散々読んでから観た しかしなんだろう、もうどのキャラにも共感できなくて思ったよりいまいち 最近の学生時代をうまく描いているとは思うけどなぜかそれをいいとは思えない 原作本の感想はこっち 桐島、部…

アクト・オブ・キリング

1960年代にインドネシアで起きた共産主義者排除のための大量虐殺者の告白 人は何にでもなれるし、客観視できないことにはやったことに気づけない そしてこの映画がつくられる過程について沢山考えること知りたいことがある

アニメーション、折りにふれて

ジブリにいながら王道をいかない高畑勲監督の今までのインタビューまとめ 監督はここまでの希望と志を持ってアニメをつくっていたことにとにかく感動 歴史や文化にも深く触れていてとても読んでよかった本

悪の教典

序章も観たうえで映画版も観る 正直ただ殺されまくるだけで犯人の裏なり心情なりがなさ過ぎ面白くない ただのサイコパスだよーっていう話

WWD Japan 2014夏号 2014年7月号

まず表紙が素晴らしい。WWDは安室ちゃんとのコラボがうまい 中の安室ちゃんの写真もいい、インタビューはまぁまぁ 90年代が青春だった人は他の記事もかなり面白い、懐かしい

来ちゃった

酒井順子と漫画家のほしよりこの旅の記録。ほぼ酒井順子視点 電車好きの著者のマニアになりすぎない旅程や感想はとても好感がもてた 旅エッセイの俺すごい感が全くないので本当にその場の雰囲気が伝わり良い本だ

人生一度の素晴らしい旅

主にヨーロッパと北アメリカの絶景写真集 建築よりは自然の写真が多く、色合いが綺麗 どれだけ世界をまわっても、満足する事なんてないのだろうな