にさんぎょう感想文

日々見たものについて短い感想文など

2014-06-29から1日間の記事一覧

サラの鍵

第2次世界大戦時のフランスでのユダヤ人虐殺がテーマになり、収容所から逃げ出した少女と現代のジャーナリストの妊娠と家族の問題が絡んでいく。フランスでもそういうことがあった事実と、ユダヤ人というワードに異様な反応を見せる人々に考えさせられる

美しいくらげ

タイトルの通り美しいくらげの数々。どの水族館、もしくは海域にいるかと、詳しい説明まで載っているから、ただ写真としてみるも良し、詳しく調べるも良し。写真がたまに汚いのがちょっともったいない

ぼくは戦争は大きらい: やなせたかしの平和への思い

やなせたかしの戦争体験記。本当に幸運なことに、激戦地へいかされなく、満州にもとばされたが現地の人とうまくやっていたという。だからこそ戦争というものを客観視して、戦争は大きらいだと言えるのだとも思うが、こういう人もいたという貴重な記録

風の帰る場所ーナウシカから千尋まで

ロッキング・オン社の宮崎駿へのインタビューをまとめたもの。『紅の豚』公開あたりから始まり、一貫して変わらない宮崎駿のニヒリズムはここまでくると面白くもあり、暴言が飛び交うなかでも作品を通して何かを伝えたいという話が出てくるとほっとした

花咲舞が黙ってない(1-10話)

このドラマは最初からあり得ない設定で次々と爽快に事件を解決するから、あり得ないという前提で楽しめた。最終回はやり過ぎ感があり、働いている身からすると、「そんなにうまくいくわけないだろ」と突っ込まざるを得ない